べランダで読書。気分だけでもアウトドアに行こう

来年創刊40周年を迎えるアウトドア雑誌【BE-PAL】の最新号。

この愛知県でも、県知事による外出自粛要請が出ちゃいました。自分と家族のために、自宅で過ごす時間をどう使うか? 自分は、普段できない片づけをしたり、アウトドア用具、自転車の手入れをして過ごしています。で、今日は、朝から天気もよいので、ベランダでビールを飲んで読書をすることにしました。

その1冊がこれ。来年創刊40周年を迎えるアウトドアライフマガジン【BE-PAL】です。この号では、4年半ぶりに寄稿させていただきました。華やかな特集記事ではなく後半のモノクロページですが、このお仕事をいただいたときには、飛び上がるほどうれしかったです。

山梨にオープンしたカルノーサ・インドアバイクパークを取材させていただいた。残念ながら、新型コロナの影響で、現在、パークの営業は休止中とか。

2月の取材から、編集部や取材先とのやり取り、校正などを通して、懐かしいライター時代の感覚が戻ってきました。20代でライターのアシスタントをはじめたころも、じつはBE-PALでいろいろなことを教わり、最初に書いた記事もこの雑誌のモノクロページからでした。そんな縁のある雑誌で紙媒体のリスタートを切れたことをうれしく思います。しかも、モノクロページからステップを踏ませていただけるのも、初志を振り返ることができて、とても有意義なことでした。

ホグロフスのロゴが入ったカードケースが今号の付録です。
内側はこんな感じ。アイデア次第で色々使えそうです。

じつは、このBE-PAL誌とは、長い間、ご縁がありました。今から40年近く前の創刊2号では、当時まだ日本で市販されていなかったマウンテンバイクを取り上げた記事で、モデルとして登場しました。東京・世田谷にあったワイルドキャットというBMXショップが、マングースの26インチクルーザーに変速機を取り付け、撮影用になんちゃってマウンテンバイクを作成。当時、マングースの契約ライダーだった自分に声がかかり、「BMXに乗れるんだからMTBもいけるでしょ」と、なんとも軽いノリで野山を走ることになりました。しかも学校をサボって。今考えれば、おおらかな時代でした。それが自分とMTBの出会いで、当時は、こんな歳までMTBで遊んでいる自分がいるなんて、想像することもできませんでした。しかも、MTBに乗るために名古屋に引っ越してるし。

東京にあるトレイルストアの和田ハジメさんと一緒に出演したBE-PAL創刊2号の記事。

こんな時代ですが、これからも楽しいアウトドアライフの提案を、この雑誌と一緒にお届けできればうれしいです。コロナ騒動が一日も早く収束することを願いつつ、今日は、ベランダでゆっくり過ごします。皆様のご健康を祈ります。